ホーム>ニュース&ブログ>ACアダプターの赤リン(赤燐)使用について
ニュース&ブログ

ACアダプターの赤リン(赤燐)使用について

赤リン(赤燐)についてお問い合わせいただいております。ご回答は以下のとおりです。

難燃剤の種類・・・難燃剤は構成成分、使用方法により大別

構成成分による分類は、有機難燃剤(ハロゲン系・リン系・その他(複合型等))、無機系難燃剤(アンチモン系・その他(赤リン系を含む))

赤燐は無機系難燃剤に分類されます。

■ACアダプター総合メーカー ㈱ユニファイブの対応

お客様のご要望に応じてNITE資料が公開される以前から絶縁スリーブの難燃剤の非赤リン化、2016年4月からDCプラグ部の電界が加わる部位に使用しているプラスチック(熱収縮チューブ)についても難燃剤の非赤リン化をそれぞれ開始しております。部品メーカーがいわゆるサイレントチェンジを行わないように部品の承認書に「赤リン難燃剤使用せず」を明記してメーカー管理しています。

また、それらの部品については2016年4月から当社の受入検査においてリン(P)の含有率を簡易測定設備(RoHS蛍光エックス線設備)にて測定し、上限管理値100ppmで管理しております。既存部品に関して、その他のプラスチック(ケース、ACピン、ACインレット、DCコード被覆、ACコード被覆)は、非赤リン系難燃剤を使用していますが、それぞれの部品メーカーから「赤リン非含有または100ppm以下の含有」の保証書を提出を受け管理しております。新規部品については、部品承認過程において「赤リン非含有または100ppm以下の含有」を部品承認書に明記するように部品メーカーに要求しております。

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.a-nett.info/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/68

ページ上部へ